データアクセス
Database
データベース実体
Connection
データベースへの接続
- Commandを実行して結果セットを返す
- Commandを実行してデータベースを更新する
インスタンスの生成はConnectionFactoryが担当し、その他からは直接インスタンスを生成しない
どのデータベースに接続するかは設定ファイルに記述する。
ConnectionFactory
設定名称または設定オブジェクトに基づくConnectionを生成する。
Command
データベースへの選択、更新、追加、削除のクエリーをパッケージ化したもの。クエリー文字列とパラメータから成る。
ドメインモデル
AbstractTableRow
テーブル行の抽象
- 行の状態を保持する
- DataRowからの初期化を定義する
TableRow
t2m.exeにより自動生成
テーブルの行そのものを表す
TableAccess
t2m.exeにより自動生成
テーブル行に対するデータアクセスクラス
- テーブル行をデータベースに保存
- テーブル行をデータベースから削除
- テーブル行をデータベースに追加
- テーブル行をデータベースから取得
- テーブル行リストをデータベースから取得
更新、削除、取得の場合検索条件を設定する事でテーブル全体への操作が出来る
TableValidator
t2m.exeにより自動生成
テーブル行検証クラス
テーブル行の各列が妥当であるか検証する。列間の関係、別の行との関係による妥当性などはDataValidatorクラスが担当する
TableProperties
t2m.exeにより自動生成
テーブルの列情報
- 列名
- 長さ
- 精度
- 更新対象
- 表示対象
- etc...
Entity
t2m.exeにより半自動生成
ドメインモデルのうち、データ実体を表す。データの属性、導出項目などを定義し、UI、帳票、データ永続化間でやり取り出来るデータ構造を実装する。
- このクラス単体で永続保存、読み込みなどは出来ない。
- 基本的にはTableRowクラスを継承し、不足するプロパティ、操作を追加する。
- 関連Entityが存在する場合は関連を保持する。
DataAccess
t2m.exeにより半自動生成
ドメインモデルのうち、データアクセスを表す。エンティティの永続操作を実装する。
- 新規Entityを作成する
- TableAccessから取得したTableインスタンスからEntityインスタンスを生成する
- TableAccessを使用してEntityをデータベースに保存
- TableAccessを使用してEntityをデータベースに追加
- TableAccessを使用してEntityをデータベースから削除
- データコマンドを作成しデータベースからEntityを取得
DataValidator
t2m.exeにより半自動生成
ドメインモデルのうち、データ妥当性検査を表す。
基本的にはTableValidatorを継承し、不足の検証を追加する
ユーザーインターフェース
Form
ユーザー入力、データ表示など
- ユーザー入力を受け取る
- DataFormAdapterから取り出したEntityをDataAccessを使用して保存する
- DataFormAdapterから取り出したEntityをDataAccessを使用して削除する
- DataAccessから取得したEntityをDataFormWrapperを介して表示する
- DataAccessから取得した新しいEntityをDataFormWrapperを介して表示する
TableFormAdapter
t2m.exeにより自動生成
テーブル行とForm入力要素を紐付ける
- 表示の更新
- FormからEntityへのデータ取り込み
- 入力値検証を行う
DataFormAdapter
t2m.exeにより半自動生成
FormとEntityを紐付ける
- 表示の更新
- FormからEntityへのデータ取り込み
- 入力値検証を行う
基本的にはTableFormAdapterを継承し、不足の操作を追加する
FormAdapterElement
入力要素
- 入力コントロールへのデータ出力
- 入力コントロールからのデータ取得
- 入力値検証
Filter
入力フィルター
- 文字入力から不要文字を取り除く
- 文字入力を適切な型に変換する
その他の要素
AbstractReport
帳票機能の抽象
- DataAccessから取得したEntityから帳票を作成する
- 作成した帳票を保存する
- 作成した帳票に名前をつけて保存する
Report
帳票機能
- DataAccessから取得したEntityから帳票を作成する
- 作成した帳票を保存する
- 作成した帳票に名前をつけて保存する
AbstractDocumentを継承する。
BatchProcess
バッチ処理
DataAccessから取得したEntityから何か実行する
外部からの操作はStart()のみ
外部から参照できる属性は起動オプションのみ
Program
アプリケーション本体。BatchProcessまたはFormを起動する
その他
- メール送信
- FAX送信
- 設定ファイル
- ログ出力
- 認証
- ACL
- エラー処理
- ファイルシステム
- メッセージリソース
- Printer